こんにちは!安永翔太です。
家業の金属加工(板金)業のモノづくりのノウハウや加工技術を使って、日本の自然を楽しむ製品作りをするべく、この度 「NATURE STEEL.」 というブランドを立ち上げました。
今日はその第一弾製品である 「ジムニー専用スライドテーブル」 に込めた思いをご紹介したいと思います。

ジムニー専用スライドテーブル
激流を下るアウトドアの楽しさ
かつての僕は、激流を下るカヤックや、自然と向き合うアドベンチャーに夢中になっていました。
川の流れを読み、波を超え、仲間と協力しながら自然の中で生きる感覚。体をフルに使って自然と対峙し、スリルを感じながら遊ぶことが僕にとっての「アウトドア」でした。
ですが、モンベルを退職し地元に戻った僕は、家族を持ち、子どもが生まれたことで、自然との向き合い方は大きく変わりました。

四国の激流・小歩危峡
アウトドアのスタイルが変わった
子どもが生まれてから、仕事も家業の板金工場のアトツギとなり、これまでのようにはアウトドアができなくなった僕は、こう考えるようになりました。
「もっと身近な自然を、家族と一緒に楽しむにはどうしたらいいか?」
以前の僕にとって、アウトドアとは「遠くのフィールドに出向き、全力で遊ぶ」ものでした。
でも、子どもがいると、そんな過ごし方はなかなか難しい。時間や体力、準備や片付けの負担を考えると、もっと手軽に楽しめるアウトドアスタイル が必要だと感じるようになりました。
無理に遠くへ行かなくても、身近な自然の中で楽しめる
準備や片付けに時間をかけすぎず、シンプルに過ごしたい
子どもの「今楽しい!」を大切にすることで、大人も豊かになれる
こうして、僕の中で 「アウトドアの価値観」 が大きく変わっていきました。
かつては 激流を下ることが「自然との対話」 だった。
でも、今では、
穏やかな清流に子どもと浮かぶ
家族で裏山の山頂でお弁当を広げる
ただ見晴らしの良い所でコーヒーを飲むこと
そんな時間が、日々の生活を豊かにするのだと気づいたのです。
そして、その新しいスタイルを より快適に楽しむためにどうしたら良いかと考えるようになりました。

地元の清流を見つけ子どもと遊ぶ
そして「ジムニー」という冒険するクルマに出会った
そんなことを考えていた僕が、家業の板金工場で(念願叶って)自社製品開発に着手できることになり、「ジムニー」 というクルマと出会います。
ジムニーは、どこへでも行けるクルマ。
コンパクトでありながら、驚くほどの走破性を持ち、まさに 「冒険するための車」 でした。
しかし、ひとつだけ課題がありました。
「ジムニーはどこへでも行ける。でも、そのコンパクトさゆえに車内空間に限りがある。」
車を拠点にしながら限られた時間で自然を楽しもう、と考えている僕にとって、それは重要な課題でした。
そこで生まれたのが、今回の 「スライドテーブル」 です。

冒険するクルマ、ジムニー
好きな場所が、そのまま特等席になる。
・スライドするだけで、すぐに使える
・荷物をどかさず、そのままテーブルとして活用
・取り外せば、フィールドテーブルとしても使える
ジムニーに乗るたびに、ちょっと停めた場所が、 自分だけのベースキャンプ になる。
このスライドテーブルがあれば、もっと気軽に自然を楽しめる。

スライドテーブルを仲間と囲む
「走るベースキャンプに、もうひとつの快適空間を。」
ジムニーを 「冒険のクルマ」 としてだけじゃなく、「自然を楽しむベース」 としても使いたい。
そんな想いから生まれたこの スライドテーブル が、まもなく クラウドファンディング で公開されます。
もし共感していただけたら、ぜひチェックしてもらえると嬉しいです。
▶ 詳細はこちら!
https://www.makuake.com/project/yasunaga/
JB64/74ジムニー専用。バックドアに遊びの空間を作り出す「スライドテーブル」
最後まで読んでいただきありがとうございました!